【実例あり】誰でも可能!伝わる資料8つのコツ ①まずは骨子から

誰でも作れる「伝わる資料」

今回から、私のこれまでの約30年のビジネスマン経験の中で体得し、実際今でも実践している「重要なポイント8選」をお届けしたいと思います。最初に言います。何か革新的な、目新しいものはありません!ですが、これらを「毎回忘れずに」「必ずしっかりと取り入れる」ことができれば、合格点は確実に取れると思っています。実際私は、8つのポイントを徹底し、多くの企画を通してきましたし、資金調達も成功させています。会社の昇格試験も、まあそこそこの点数で通ってきていると、自分では思っています(笑)。

また、「資料作り」についての私の考えは、下記のエントリーで記載していますので、振り返って頂いても良いかなと思います。

皆さんいきなり「資料」を作っていませんか

皆さんは、パワーポイントでのプレゼン資料や、ワードでの報告資料などを作る場合、「初動」はどうされていますでしょうか。実は私もそうなのですが、資料を作るシチュエーションって、ほぼ必ず「納期」があって、そしてほぼ必ず「切羽詰まっている」状況なんですよね。私なんか、絶対そうです(笑)。明日までに仕上げないといけないとか。今まで一番最悪だったのは、会社の幹部に言われて、1時間後とか(笑)。この時は、さすがに冷や汗がでましたね。。

ほぼこういうシチュエーションなのですが、そうなると、気持ちが焦っていますので、「とにかく早く手を付けたくなる」んですよね。ですが、いきなりパワポ・ワードで資料作成に入ってしまうと、私のこれまでの経験で行くと、7~8割ぐらいの確立で「手戻り(やり直し)」が発生すると思います。

ですので、いきなり資料作成に入らず、最初にワードや手書きで全体の構成を考えて、資料全体の構成を俯瞰してから、資料作成をスタートすることを、強くお勧めします。これもよく言われることなのですが、皆さん以外にこれができていない印象ですね。。

「合格点が取れる資料」のポイントは「見た目」ではなく「ストーリー」

「合格点が取れる資料作り」を考えると、見た目良く、かっこよく作りたい衝動は出てくるんですよね。今後「最低限の見た目を実現するメソッド」はお伝えしていくのですが、一番重要なのは「ストーリー」であり、このストーリーをわかりやすく伝える「骨子」であることを肝に銘じておきましょう。

「ワード」か「手書き」で全体ストーリー・構成をつくってしまう

ではどう取組むかですが、私は「ワード」で骨子を作ってしまいます。8割はワード、2割は手書きでしょうか。ワードでやるのがいいのは、消したり足したり、そして前後を入れ替えたりなどが容易にできるところかと思っています。また、ワードで骨子を作ると、泉のようにアイデアが湧き出てくることがあって(そんなに無いですが)、結構アイデアは忘れますので、、それをちゃんと書いておいて、「アイデアをすくいとる」ことは重要だと思います。また、私の場合ですが、手書きですと、後で読み返すときに「字が汚すぎて読めない」とか、そもそも「メモを無くした」ということがありまして、、基本はワード派です。。

以前、私が作成した資料骨子をサンプルとして載せてみます。

基本は資料の骨子を書いていくのですが、ページの内容も少しは書き込みます。頭の中に書きたいこと・アイデアが豊富にあるときは、ワードレベルでページの内容をがんがん書き込んで、頭の中のものをはき出し、見える化していきます。これをしますと、後で本資料を作るとき、かなり楽になります。

また、資料骨子を見てもらうとわかると思いますが、資料を複数人で作るとき、骨子がデータ化されていますと、他に人に振って依頼するのが楽ですよね。また、骨子を作るのはパワーポイント資料だけではなくて、A4縦や、A3縦のの報告資料などでも同じで、まずは骨子かなと。

手書きで骨子・ページ構成を作ることもある

また、手書きで骨子や、ページ構成を作るときもたまにあります。以前、結構難易度が高い資料を作り、煮詰まってしまった時がありまして、その時に作った、手書きのページ構成を画像で載せてみます。

見て頂いたらわかるのですが、読めないですよね(笑)。自分だけしかわからないのですが、こういった方法もある、ということで、ご紹介しておきます(笑)。この時も、手書きでアイデアを膨らまし、整理したことで、その後の資料作成がスムーズに進みました。

資料作りは「急がば回れ」で、資料の「打率を上げる」

大体、資料作る時って、かなり「焦っている」んですよね。なので、いきなり作成に入りがちですが、それでいくと、後からやり直しや修正指示が入って、結局トータルでは時間がかかってしまう、ということが起こりがちです。また、資料作成の目的は「自分がやりたいことができるようにする(企画の承認、資金調達など)」だと考えると、私のこれまでの経験からすると、骨子づくりから入ると、成功率=打率が上がってくると思います。報告が一回で完結したり、自分の企画が通りやすかったりなどなど、効果は大きいと思います。

骨子を「使いまわす」

また、是非骨子は一回で終わらず、「使いまわしてほしい」と思っています。世の中に、そう多く資料・報告の形態があるとも思えないと思っていまして。一回うまくいった骨子は「キラー骨子」として大切にし、何度も何度も使いまわして頂きたいと思います。

私の場合、自分のパソコンに「骨子フォルダ」を作っておき、そこにデータを掘り込んでいます。何か骨子を作る時は、ますそのフォルダを見て、流用できる「キラー骨子」は無いか探す、というところから入りますね。「骨子データベース」ともいえるでしょうか。

フツーの人が合格点を取る資料作りにおいて、目新しさや、かっこよさ、斬新さは必要ありません。フツーでいいのです。ですが、なんでも良いというわけではないので、ポイントをしっかりと押さえた「骨子づくり」で、是非資料・報告の「打率」を上げていき、本来やるべき・やりたい仕事やプライベートの時間を作り出してほしいな、と思います。自分のお気に入りの「キラー骨子」が5つぐらいあって、これを職人さんが「自分の道具を大切にされるように継続的にブラッシュアップしていき、これを使いまわす、そのような考え・形が有効だと思いますので、是非皆さんも実践して頂ければと思います!

このような形で、「資料作り:重要なポイント8選」を順にアップしていきますので、ご期待下さい!

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