ご案内:この度「資料作成ミニコンサル」を始めました。下記エントリーに纏めておりますので、是非ご活用をご検討下さい!
「生成AI×骨子テンプレ」をやってみた
私のブログで一番人気のあるエントリーが下記の「【実例あり】誰でも可能!伝わる資料8つのコツ ①まずは骨子から」でして、資料作りは、まず骨子から始めましょう、という内容で書いています。
この派生版として、「使える骨子テンプレ5パターン|生成AIで資料作成を時短・質向上」についても書いておりまして、実際皆さんに使って頂ける骨子をご紹介しました。
そして今回ですが、実際の骨子テンプレと生成AIを使いまして、どこまで報告書ができるかの実験してみましたので、この結果を皆さんにもご紹介したいと思います。
結論としては「かなり使えます」。
実験1:骨子は固定、骨子を見ながら口頭で話をする
まず、前回提示している「骨子パターン1:PREP型(結論→理由→具体→結論)— 最速で伝える「上申・依頼」骨子」を使った実験です。

骨子の右側に、実際の事例を入れているのですが、この見出しに基づいて、私が勝手に妄想し、架空の事例を口頭で発言、これをスマホの「メモ機能・文字起こし」で、文字化しました。これが下記になります。単なる文字の羅列です。。

今回、生成AIにはGeminiを使いました。骨子はPDFでファイルアップロードしまして、Geminiのプロンプトを入れる部分には、下記のプロンプトを入れて、その後に文字お越しのテキストをコピペしました。
報告書をまとめようとしています。その内容が下記になります。添付のPDFの骨子に基づき、報告書を作成して下さい。役員に報告するので、それにふさわしい文案で、である調にしてください。
これをやりまして、出てきた文章をWordにコピペしたものが、下記になります。

雑然とした文字お越しですが、問題なく、骨子通りに報告書的にまとめられていますね。どうでしょう。最終系を10としたら、6~7レベルまでは、到達しているのではないでしょうか。皆さんが報告書を作成されるときに、骨子通りに口頭説明→文字起こしをして、「生成AI × 骨子×文字起こし」で、6~7割までは自動で作る、そのような仕事の進め方が可能かな、と思いました。
実験2:骨子は固定。骨子を見ずに口頭で話をする
次は、提示している「骨子パターン2:課題解決型(課題→原因→打ち手→効果→実行計画)— “改善提案”の王道 」を使っています。

前回パターン1での「口頭→文字起こし」は、骨子を見ながら口頭で話をしていましたが、実験2では、骨子は見ずに、架空の事例を口頭で勝手に想像しながら、だらだらと話をして、文字起こしをしました。なので、骨子に含まれていないこともしゃべっていたり、また骨子に含まれていることをしゃべっていなかったり、とそんなバラバラとした状況になりました。

この後は、実験1と同じく、骨子はPDFでファイルアップロードしまして、Geminiのプロンプトを入れる部分には、先ほどと同じプロンプトを入れて、その後に文字起こしのテキストをコピペしました。
これをやりまして、出てきた文章をWordにコピペしたものが、下記になります。

実験2では、骨子を見ずに口頭でしゃべっているのですが、骨子に基づいた整理をしてくれています。これも、最終系を10としたら、6~7レベルまでは、到達しているのではないでしょうか。もちろん、骨子を見ながら口頭で話をするでも全然OKなのですが、骨子が無くても、使えそうに思います。
実験3:骨子は5パターンを提示、骨子を見ずに口頭で話をする
次の実験は、今回提示している5つのパターンを全てPDF化して、ファイルアップロードし、骨子は見ずに、口頭で話をして、文字起こしをします。骨子は意識せず、「新規事業開発についての悩み」ということで、私が妄想で話し続けた内容を文字起こししました。

この後は、実験1、2と同じく、5パターン合体型の骨子はPDFでファイルアップロードしまして、Geminiのプロンプトを入れる部分には、先ほどと同じプロンプトを入れて、その後に文字お越しのテキストをコピペしました。そうすると、報告書の前に、下記の返事がありました。
ご提示いただいた内容は、現在直面している新規事業の赤字や組織課題を解決し、新しい体制と方針へと移行するための提案です。そのため、添付資料の「パターン2:課題解決型」の骨子が最も適しています。
役員レベルへの報告用として、事象と打ち手、そして今後の計画が端的に伝わるよう「である調」で報告書を作成しました。Word等にコピーしてご活用ください。
おっ。口頭で好き勝手に話をしているだけなのですが、Geminiが5つのパターンのうち、どれが最も適しているかを考えてくれて、「パターン2」を選択し、それに則って報告書案を出してくれました。それが下記になります。

これはびっくりでした。報告書としてのレベルも、最終系を10としたら、6~7レベルまでは、到達していると思います。また、私も頭の中が整理できていませんでしたが、Geminiがうまく整理してくれています。報告書を書くという用途だけでなく、自分の考えを整理する、という用途でも十分に使えそうですね。
最後に:資料のストック→使いまわしは「生成AIで自動化」
今回が、これまでご紹介してきました「骨子サンプル」を生成AIで実際使ってみて、どこまで報告書作成に活かせるかを実験してみました。簡単な報告書であれば、6~7割のレベルまでは、作り上げてくれることが実証できたと思います。私は、20年前ぐらいから「資料は使いまわしで」という話をしてきているのですが、生成AIが身近になるにつれて、「使いまわしの自動化」ということになってきていると痛感しますし、これを使わない手は無いな、と思います。
皆さん感じられていると思いますが、生成AIで資料を作る場合、お手本(今回で言うと骨子サンプルですね)が無いと、「思ってたんと違う!」となると思います。皆さんには、今まで作られた資料がありますので、それをそのままPDF化し、それを「お手本」としてファイルアップロードできるのでは、と思います。これをお手本にして、口頭で思っていることをばばっとすべて吐き出し、文字お越しして、生成AIで資料化という、新しい仕事のフローを作ってみては、如何でしょうか!
今回もお読み頂きまして、有難うございます!もし気に入って頂けましたら、是非SNSでのシェアを宜しくお願いします!




コメント