【実例あり】誰でも可能!サバイバル仕事術 ~数字を魅せる3つの視点~

サラリーマンサバイバル仕事術

私もサラリーマンとしてとある企業に勤めておりますが、サラリーマンには「役職定年」がやってきます。「役職定年を超えて生き残る」ことを目指すこともありますが、豊かな経験を積み重ね、優れた経験を持つ方は、例え「役職定年」になったとしても、その後会社で重宝がられ、豊かなサラリーマン生活を謳歌されています。また独立して、継続輝き続ける方も多くいらっしゃいます。私がそんな先輩方に学ばせて頂きながら、自分でも実践しているメソッドを「サバイバル仕事術」と題し、実例を交えながらお届けしたいと思います。今回は「数字を魅せる3つの視点」と題し、ビジネスパーソンが避けることができない「数字」の問題について、数字をこう扱えば、もっと数字に雄弁に語ってもらうことができる、というベーシックな「3つの考え方」について、お届けしたいと思います。

数字は「単独ではあまり意味を持たない」

私たちビジネスパーソンは、どの部門にいたとしても、常に数字と隣り合わせ・背中合わせだと思います。一番わかりやすい例でいうと、売上・利益の話かな、と思います。あなたがある事業の責任者で、あなたの事業の売上が100億円で、営業利益が10億円を目指しているとします。金融機関に、1億円の投資をお願いしようとしていて、いくら「売上100億円で、営業利益が10億円、営業利益率は10%なんですよ!」といったところで、金融機関としては、その売上・利益がどういう意味を持つかは、全くわからないわけなんですね。

こういうことは往々に起こることなのですが、是非数字を語るときは、これから述べる3つの視点を駆使して、その数字に説得力を持たせることをやってほしいなと思います。3つの視点は「当たり前」の話ではあるのですが、これを組み合わせて語ることで、より説得力を上げることができると思います!

数字を魅せる視点①:推移で見せる

まずベーシックな話として、数字は推移で見せてほしいですね。売上・利益で言えば、5か年ぐらいの推移で見せるのが良いでしょう。長ければいいというわけではないですが、3年では短いかな、と思いますね。私は売上、営業利益、そして営業利益率の3つをしめすことを多用します。

このグラフですが、エクセルで一発ではできません(もしできる方法があれば、是非教えてほしいのですが。。。)「棒グラフ」と「折れ線グラフは別々で作成し、パワーポイント上で合成しています。評判は上々だと思います。また、売上・営業利益を棒グラフで併記させる方法も、一工夫が必要なのですが、それは下記のページが判りやすいので、是非試して頂き、使いこなしてほしいと思います!

Excel(エクセル)で棒グラフ2本並べる方法

数字を魅せる視点②:割合で見せる

2つ目の視点として、数字は「全体の中でどれぐらいを占めるか=割合」を見せると、その数字の意味がぐっと出てくると思います。円グラフですね。このシーンで行くと、あなたの売上100億円の事業は、会社全体の売上のどれぐらいを占めるのかが判らないと、判断しようが無いかなと思います。

また、「シェア」を見せるのもありだと思います。市場全体の規模に対して、あなたの事業のシェアがどれぐらいかを見せることにより、その事業の市場での競争状況が見えてくると思います。

また、「推移」と「割合」のミックスで語ることもできると思います。あたたの売上100億円の事業が、会社全体の成長を牽引するんだ、ということが示せると思います。

数字を魅せる視点③:比較で見せる

3つ目の視点として、「他と比較してどうなのか」で見せると、これも数字の意味がぐっと出てくると思います。あなたの売上100億円の事業の収益性は、他の既存事業と比べた場合どうなのかを「比較」で見せると、その事業の魅力が判りやすくなると思います。今回棒グラフと折れ線グラフで示していますが、これも棒グラフと折れ線グラフを別々に作り、パワーポイント上で合成しています。

また、競合他社との比較もいいですね。競合よりも収益性が高いということが示せれば、より金融機関を説得しやすくなるでしょう。

最後に ~3つの視点を駆使して「数字マスター」に~

ここまで私が多用している「数字の3つの見せ方」について述べてきました。3つの視点は、個別で使う場合も良いのですが、是非ミックスして使ってほしいと思います。考え方としては、数字を扱うときに、「数字を扱うときは推移、割合、比較!」とまず思いだして頂き、推移で見せられないか、割合でも見せられないか、加えて比較でも見せられないか、という感じで、ごはん一杯で終わらせること無く、おかわり!、そしてもう一杯おかわり!という感じで、数字の見せ方で是非貪欲に欲張ってほしいな、と思います。これを繰り返していくと、もうおかわりをしないと気が済まない、という感じになって、資金調達がうまくいくようになるとか、企画が通りやすくなるとか、昇格試験で高評価を得られるとか、色々なシーンで良い結果に繋がり、あなたの周りの評価もうなぎ上りなると思います。是非、今回を参考にして頂き、取り組んでみて頂きたいと思います!

今回もお読み頂き、有難うございました。もし気に入って頂けましたら、是非SNSでのシェアを宜しくお願いします!

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